府中試験場での一発試験 ~ 仮免学科試験
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一発試験の手続き
受験の受付開始は8時30分となっていますが、8時頃には入口に行列の出来ていることが多いです。しかし開門時間が8時10分となっているので、入口の行列は早々に無くなっていきます。
正面玄関から入ってすぐ目の前にある案内窓口で「仮運転免許申請書」を手に入れます。
案内窓口の上の看板に手続きの順番が書いてあるので、一発試験の人は「一般受験」と書かれた手順を見て、その通りに手続きしていきます。と言っても、そんな複雑なものではないですし、窓口の人が「次は◯◯番窓口へ行って下さい」と教えてくれるので迷うことは無いと思います。
仮運転免許申請書に必要事項等を記入したら窓口で受験料を支払います。次は視力検査で、ランドルト環(“C”の形をしたもの)をいくつか答えて色を見分ける検査をして終了です。
3階で受験票をもらい、試験室に行って開始時間を待ちます。試験室には50人ぐらいの受験者がいますが、普通免許の一発試験の仮免学科受験者は10人程で、他には同じ一発試験の普通免許本免学科、2種免許、原付などの受験者がいます。
試験開始
問題用紙にはそれぞれ番号が書いてあり、数十種類用意されているようです。ですから、隣の人と問題が同じということは無く、それによってカンニングを防止しているみたいです。再利用するため書き込みをしないようにとの注意もありました。
試験開始時間は9時30分頃で、解答が終われば途中でも退室することができます。合格発表の時間になるとモニターに合格者の受験番号が表示され、不合格の人はここで退室することになりますが、半分以上が去っていくという感じです。
仮免の合格者には「技能試験の受験の手引」という冊子が配られ、その内容は運転練習で気を付けること、試験時の乗車、運転姿勢、発進・降車、加速、減速、通行区分、進路変更、交差点、狭路、後退、走行順路などのポイントが書いてあり、合格させようという感じが出ています。ただ、これだけ読めば合格できる、というものではありません。
それから「技能試験予約カード」と、その使い方が書かれた「府中運転免許試験場技能試験OAシステム予約の方法及び概要」も配られます。このカードを使い、機械で技能試験の日時を自分で予約することになります。
予約は1週間先には取ることが出来ました。MT車とAT車を比較するとMT車の受験者が少ないということもあり、若干予約が取りやすいようです。
予約したらすぐに帰るのではなく、仮免技能試験の試験車両代を念のため先に支払っておいてから帰るのがいいと思います。予約日を後で変更したとしても、支払ったお金は無効になりません。ただし、返金はできないようなので注意して下さい。
ちなみに試験場内には売店があり、学科試験の問題集などを販売していますが、コース図などは売っていませんでした。それから仮免技能試験の様子は試験場の建物内のどこからも見ることができず、雰囲気等もみることはできません。