一発試験ロードマップ

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

仮免・本免学科の問題作成課程と不正対策、勉強方法について

スポンサーリンク

試験問題について

都道府県ごとに作成している

運転免許の学科試験の問題は、各都道府県の交通の実情をもとに「都道府県ごと」に作成されることになっており全国同一ではありません。例えば、実際に生活をする中で雪の多い地域では降雪時の運転知識が必要であり、山が多く坂の多い所では坂道、トンネル等での運転知識等が必要です。MT・AT免許の取得割合も地域により2倍の差がありますし、二輪事故の発生率が高いなど、交通事故についても地域の実情が異なります。

このような「交通実態」や「交通事故発生状況」を考慮して問題は作成されることになっているので、自分の地域に関連するような事柄については確実に覚えておくと良いと思います。

問題用紙による不公平は少ない

運転免許試験場では、1種免許、2種免許、仮免許、原付免許の各種類と、各種類ごとに複数用意されている問題用紙のそれぞれの平均点、合格率などを計測しています。さらには1問1問の問題の正答率についても定期的に計ることにより、問題用紙による不公平を少なくしています。

ですから、自分に配られた問題用紙による運不運よりも、やはりどれだけ勉強をしたかということの方が結果に大きく影響を与えることになります。

当然のことながら、どの免許種別でも試験問題にMT免許とAT限定免許の区別は無いため、自分が取得するものではない方の免許についても知っておく必要があります。又、教習所卒業者でも一発試験受験者でも、学科試験の問題に違いはありません。

文章の漢字にはすべてルビ(ふりがな)が付けられているので、「漢字が読めるか心配だ」という人でも問題なく受験できます。

問題用紙は毎年新しいものが作られているわけではありませんが、法律の改正時や、約5年を経過したら新しいものが作られることになっています。

関連ページ:運転免許試験の合格率

学科の勉強について

交通用語やルールが豊富に載っているもので最新の法改正後に発行されたテキストを購入し、あとは繰り返し練習問題を解くことで十分合格できると思います。

出来れば問題を読みながらその場面(風景)を少しイメージして解いていくと、仮免・本免技能試験時に出会う様々な状況で、法に従った対応が即座にできるようになると思います。例えば自主経路が廃止されたかわりに導入された路端への停車措置では、素早い判断ができないといつまでも停車可能場所を判断することができず、試験は中止となってしまいます。

仮免学科と本免学科の試験範囲は7割が重なります。ですから、仮免で学んだことは本免でも十分活かされるので、最初から本免学科に合格するつもりで勉強してしまいましょう。

関連ページ:運転免許・一発試験関連の法改正など

試験場で気を付けたいこと

試験場によって異なりますが、自動車教習所卒業者ではなく一発試験受験者である場合、一種免許の仮免学科と本免学科、原付、2種免許、外国免許の人なども同じ試験室で受験することがあります。

試験官はそれぞれの受験者に向けた説明を一緒にしますから、自分に関わる部分を聞き漏らさないように注意して下さい。例えば、原付と他の種別の免許では試験を同時に開始しても終了時間は異なります。

不正への対策は強化されている

これも試験場により異なりますが、学科試験が行われる時には、列ごとに一種受験者、原付受験者、二種受験者など交互に違う種別の受験者を配置するようになっており、左右を見てのカンニングなどはできません。

着席順についても受験の申請順ではなく、ランダムに配置するようになっているため、知り合いと結託して不正をすることなどもできません。

携帯電話は電源を切った上でカバンへ入れるよう指示されます。東京の府中試験場では、カバンを机の横のハンガーにすら掛けることが禁止されるぐらい厳しくなってきています。

又、外国人による不正事件が発覚してからは、私物の筆記用具の使用を禁止するという方針が出され、準備ができた試験場から筆記用具は鉛筆の「貸し出し制」に切り替わることになりました。東京都の試験場では既に切り替わっています。(受験を申し込むための「運転免許申請書」はボールペンで書いたりするので、一応筆記用具は持って行くようにします)

以上のことは運転免許試験場の学科試験だけでなく、自動車教習所内での学科試験でも実行するよう促されているので、徐々に導入されていくと思います。

このようにさまざまな対策が導入されてきているため、不正を働くことはまずできないと思います。

午前の試験に不合格となった場合、午後にも受験できる所がありますが、受験料をまた支払って試験開始まで数時間待つ上に、試験後も合格発表まで約1時間待たされます。一日中試験場にいるような感じでとても面倒ですから、学科は一発合格してしまいましょう!

学科試験が苦手で、どうしても合格できない場合

学科に苦労している人は次の方法を参考にしてみて下さい。

問題集の選び方

学科試験では暗記しなければならない事がたくさんありますが、参考になるのが人の記憶に関する本などに書いてある「間違った記憶をつくらない(上塗りしない)」ということです。

これを学科の勉強に応用する場合、答え合わせを後でまとめてやるようなスタイルの問題集は使わないようにします。例えば、練習問題50問を解いた後に解答のページがあり、答え合わせをするようなものです。

このような本の場合、わからない問題があった時に「間違って解答した記憶」が、「答え合わせをするまでの間」に、わずかながらにも脳に留まることになります。わからない場合は答えないで次に進めばよいのですが、「これは○だろう」「これはXだろう」という一瞬の判断は記憶として残ることになります。

あとで答え合わせをして正しい解答を記憶したとしても、時間が経過すると「間違って解答した記憶」と「正しい解答の記憶」が重なり、記憶が曖昧になってしまう可能性があるのです。それを防ぐためには「間違ったものは最初から記憶しないようにする」ということが大切です。

この事を踏まえると、本を開いて左ページに問題文があり、右ページに解答と解説が書いているようなものが理想的な問題集だと思います。これにより、問題を解いたり、わからない場合はすぐに答え合わせをすることができ、正しい答えだけを目に入れ記憶することになります。

答えがすぐに見られるものなら何でもいいのですが、問題文のすぐ下に解答があるスタイルのものだと、それが視界に入ってしまうかもしれないので避けたほうが良いかもしれません。

新しいことを次々とやるよりも反復を優先する

次に、勉強に取りかかったら「反復」することを大切にします。例えば、上述の通り1問1問答え合わせをしながら解いていき、間違えた所や曖昧だった所にはチェックを入れながら、100問をやり終えたとします。

そうしたら最初に戻り、チェックが付いているところを再びやりなおします。この時に再び間違えたりした場合は、又チェックを付けておき、後で同じようにやり直します。これを繰り返し、チェックを付けることが無くなったら勉強1日目は終了です。

2日目には、まず昨日チェックを付けた問題から解いていきます。それを終えてから次の新しい練習問題100問に取りかかります。これも前日と同様に1問1問答え合わせと、チェックをしながら進め、100問が終了したら最初に戻ってチェックが付いたところを再び解いていきます。

3日目は、まず1日目のチェックを付けたところから始め、次に2日目のチェックを付けたところを解き、そして新しい練習問題100問を解いていきます。あとは同様に繰り返していくことで記憶の定着率が高まります。

この方法は、膨大な法律や判例を覚える必要がある司法試験(弁護士、裁判官等になりたい人が受験する国家試験)に合格した人が勧めている勉強方法ですので参考になると思います。

自分1人では勉強できない、どうしても合格できないという人は・・・

机に向かい、さあ勉強するぞ!と気合を入れたものの、机の上の掃除や部屋の掃除などを始めてしまい自分一人ではなかなか集中できない人、あるいは何度やっても不合格となってしまう人は、学科の授業だけでも受け入れてくれる届出教習所を利用するという方法もあります。(よっぽどのことがない限り必要ないと思います・・・)