仮免・本免技能試験の内容が一部改正されます!
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仮免許、本免許技能試験の採点方法について一部改正があり、平成24年4月1日からは一発試験において運用が始まります(指定自動車教習所も同様)。それほど大きな変化はありませんが、念のため普通免許試験に関連する所を以下に記します。
「ならし走行」について改正
ならし走行とは、試験車両に「慣れる」ための運転のことです。
普通免許技能試験では、場内試験(仮免許)、路上試験(本免許)ともに受験者1人につき、おおむね100mのならし運転を行うことが原則として決められています。この間の走行中に起こした運転ミスは(一部を除き)減点しないようにして、ならし走行としているわけです。
受験者が運転を開始し、試験開始地点に到着するまでが「ならし走行」の区間ですが、その試験開始地点で一旦停車する場合としない場合があり、そこで適用される減点の格差をなくすための改正です。(停車するかしないかは試験場や走行コースにより変わります)。
改正の要点としては、一旦停止をせずにそのまま試験開始となる場合、ならし走行開始地点でも「正しい安全確認」や「適切なアクセル操作」、「エンストの有無」、「逆行」、「発進時の合図」などが採点対象となったことです。
今まで採点されなかった所で採点が始まるということですから、最初から試験本番だと思って望んでおけば大丈夫だということですね。
縦列駐車の方法について
従来はコースに平行に停車した後、後退してスペースに入れていきました。あるいは難しいですが、前進する方法でスペースに入れることも可能でした。
改正後は後退をして入れていくことが試験の条件となります。後退をして入れるほうが簡単なため、それを確実に身につけさせることが目的だとのことです。すべての人が、簡単な後退で入れていると思っていましたが、前進して入れる強者もけっこういたのでしょうか!?
自主経路(特別課題)が廃止
これについては、一発試験の自主経路(特別課題)が廃止!に廃止された理由が、一発試験の内容・検定課題に廃止後の新しい試験課題の一覧があります。